プロフィール

ご挨拶

初めまして秋津さやです。
1971年埼玉県生まれ、2024年、53歳になったアラフィフです。
成人した子ども2人と大学生の3人の子どものお母さんです。

幼い頃から生き辛さを抱え、親子関係、夫婦関係、子育て問題では娘の拒食症、さらに息子の不登校に引きこもりなどに長い間苦しみました。そこで、自分自身がカウンセリング、心理学などに解決を求めたのが、メンタルヘルスを専門とするきっかけでした。

銀座コーチングにて、認定資格を取得したものの、本格的にカウンセリングを勉強したいと感じ、51歳で臨床心理専攻の大学院を受験、卒業しました。現在は、臨床心理士として心療内科クリニックにて勤務しております。

このサイトは、十数年にわたる悩みの経験と、メンタルヘルスサービス上での日々の学習のまとめとして作ってみました。

日頃、コーチ、カウンセラーとしての業務で、圧倒的に多いのが40代女性のクライアントさんです。
調べてみたところ、厚生労働省の統計でも、40代女性の悩みが多いのが、はっきり現れていました。
最近は子育てがひと段落した後に、第二の人生を考える女性が増えてきました。
家庭や社会という窮屈な世界から飛び出して、自己表現したり、起業する方も増えています。
人生の折り返し地点で、これからの自分の幸せって何だろう?と岐路に立った時、少しでもお役に立てれば幸いです。

私の関心ごと

「オープン・ダイヤローグ」


オープン・ダイヤローグは、最近注目されている精神療法です。知ったきっかけは、長男の引きこもりに悩んだ時の事です。
手に取った本は筑波大学教授の斎藤環先生の「オープン・ダイヤローグとは何か」です。テレビの番組でフィンランドの「オープン・ダイヤローグ」の取り組みを見ました。

当時はそんな治療法が受けられたら羨ましいけど、実現は遠い世界のことと感じていました。
幸運だったのは、その後、2018年、慶応大学の井庭崇先生と永井雅史研究員の共著「対話のことば オープン・ダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」に出会いました。

医療の現場でなくても「対話」は出来るんだ!やってみたい!ワクワクしました。

その後運よく、長井雅史さんに声をかけて頂き「対話のことば活用講座」を受講することができました。
ここで、衝撃的だったのは、お互いの価値観の違いを認め合うことが根底にあるオープン・ダイヤローグを理解し、「内面で感じたこと」を場に声に出せたことは今までにない経験でした。自分の役割を外して、相手がどんな人かも知らなくても、全員が対等な一人の人間として、自分の声を聞いてもらえる場がそこにありました。

私は、この講座ではじめて、全くの他人に私の心にある想いを、声にできました。初めて自分の本音を知らない他人に話すことができたという不思議な体験をしました。
その後に起こった大きな変化は、支配の強かった上司から独立して、自分なりの方法論で女性のメンタルサポートで起業したことなど、次々と思い切った行動に現れました。

オープン・ダイアローグは、フィンランドの精神病院で、対話を続けるだけで精神疾患の治療に目覚ましい効果を上げたことで注目されました。なぜ、オープン・ダイアローグは効果があるか。

精神疾患の症状はモノグローグ(独白=自らの心境を吐露すること)的な認識、凝り固まった『しこり』によって生じているとされています。フィンランドの精神病院で実証を重ねながら開発された、クライアントとクライアントの関係者、治療関係者など、複数の関係者のオープン(自由で全員が対等かつ強要されない)なダイヤローグ(対話)によって、この凝り固まった『しこり』のようなものが、語りに耳を傾けることによって、融解し、治癒すると考えられているのです。

私は、このオープンダイヤローグを、決まったクライアントの方々と毎月体験してみたところ、個別セッションとは違うグループによる効果が認められるのを感じました。
もちろん、クライアントのメンバーは精神疾患の患者さんではありませんので、治療目的ではありません。

誰にでもある凝り固まった概念を、オープン・ダイヤローグ的な対話によって、多様な声(他者の感情や捉え方)に耳を傾けることにより、柔軟な思考を獲得するのではないかと思われます。

会を重ねるごとに素晴らしい成果が上がりました。これは、斎藤環さんが、オープンダイアログについて、対話をした後のおまけとして効果がついてくると絶妙な表現をされていますが、まさにといった感じです。

「ブリーフセラピー」

大学院卒業後、カウンセリングを実施する際に自信がなく、何か自分の自信の元となる心理療法はないのかと模索していた時に、「ブリーフセラピー」に出会いました。

昨年、国際ブリーフセラピー協会の埼玉支部にて、研修やプレイセラピー道場に参加し、「ブリーフセラピー・ベーシック」の資格を取得しました。

ブリーフセラピーは短期解決を目的とした家族療法です。ブリーフセラピーを知ってからの私はセッションの技術が格段に上がりました。

私のサービス領域

コーチとして

クライアントの才能、強みや、本人も気づいていない、内面の心理を発見して、効果的にコーチングに活かすのが得意です。目標とする状態、なりたい自分に向けて、本人も気づかないアプローチ、経験によるアドバイスなど、本来、クライアントの持っている行動意欲を引き出すことを大切にして伴走していきます。

カウンセラーとして

悩みを抱えたた方に対して、最近注目を浴びているオープンダイヤローグや、ナラティブなどからヒントを得たセラピーにより、クライアントの方々自らの気づきにより、健康的な暮らしが過ごせるよう支援します。

夫婦、恋愛など異性関係の悩み、問題解消
近しい関係による悩みについて、寄り添いを大事にして、心理的負担を取り除くよう支援します。

親との確執の解消
親から受けた心的ダメージに悩む方は意外と多いものです。自分自身が悩み、解決した経験がお役に立てる領域です。

子育ての悩み
摂食障害、引きこもりなど、自分自身、子どものトラブルを解決していった経験から、解決のお手伝いをしていきます。

不登校の悩み

時間はかかることが多いですが、お母さんが子育ての罪悪感を感じることから解放され、自分を丸ごと認められるようになると、不思議と子どもにも変化が起きます。不登校は、子どももお母さんも誰も悪くありません。お母さんが一人で抱える問題ではなく、お母さんの不安を和らげ、お母さん自身が人生を楽しむことが先決です。

トラウマ解消
科学的に説明されているいくつかの方法の紹介や、対話によって和らげ、やがて解消に向かうお手伝いをします。

自分らしく生きたい
 「\私らしく/生きる」をテーマに、クライアント方々それぞれに対応したカリキュラムの活用によって、問題解決、快適に生るスキルを身に付けるのが目的です。

対話ルーム「開花」開催(資格取得の勉強中のため、現在募集しておりません、開始の際はこちらで募集いたします)

オープンダイヤローグ(対話やリフレクティング)は、人生のより良い生き方、今ここの問題の整理や気付きを得て、有意義な人生を送ることに効果が見られます。6名程度の参加者による対話が効果的です。予約を受付け、数名の参加者が集まった時点で随時開催します。